Individuality -Lyrics-
■Track01 - 命の光 
太陽が沈んでいく 人は家に帰る
人に在らざる者は集い 盃酌み交わす
にぎやかな喧騒 他愛の無い話
戯れ花札月見酒 ゆっくり夜が更ける

忘れないのは 楽しい思い出と
確かにあった 奥の出来事

十の剣を持って
立ち止まった二本の足が
見上げた星を 掴む(ぎゅっと)
知恵のついた猿は 番えた矢から手を離して
逃げだした心に 弭を突き刺す

憎き私から 愛され貴方へと
送った手紙は灰になる 何度も何度でも
宴も酣で 手拍子鳴り止むと
待ったと火を入れ三杯に 生きた心地がした

忘れないのは 悲しい思い出と
確かにあった 奥の出来事

百度命尽きて 数えられぬ程繰り返し
砂上に描いては 消えて(すぐに)
一人乗りの船に 幾つも大事な物を載せ
気付けば何時も 傍に居るから

貴方にも誰にでも 全身に通ってる
燃える赤い血をばら撒いた 矢の心は知れず
全てを焼き尽くす 猛る不死鳥の火
だけど暖かなその色は 帰る場所の光

千の夢が過ぎて 朽ちる事無く在り続ける
変わらない思いが 僕を(ずっと)
恐れる事は無い 汚れを知らぬ花の様に
凪の海を越えて 辿り着くだろう


■Track02 - 狂気、痕ニ残ルハ紅蓮
今宵も語ろうか
意味など無い戯言

いつからだろうか
ズレ始めたのは
思い当たる節なんて
いくつもあるけど
気付いた時には
いつもいつもそう
水の様に風の様に
流れて戻らない

一分も狂わず
刻を刻んでたはずの針の音
今はもう出鱈目で見るに堪えぬ
不快な、そう、ガラクタ

心逆立つ
傾ぐ歯車
逢わぬ旋律
もう戻せぬなら
そっとこの手で
線をなぞって
壊した痕に
紅だけ残そう

朝焼けが来たわ
これでお終い
どうだったかしら?
思うことはある?
さあ戻りなさい
いつか聞かせて?
また語りましょう
逆月の下で


■Track03 - Chasing the Light 
Run! More run! Among the light.
Time to run away from approaching!
Cliff also sinking! The stars are scattered in the sky.

Wandering witch seeking power.
I wonder if you are living is what you see her?

Delivered! Chasing the light feverishly.
MasterSpark!


■Track04 - OneRoom
嗚呼 風は今 廻りを讃え 躍る
辿った軌跡が 心を鳴らす

嗚呼 響き合う 言葉を手繰り寄せて
たった一つの 真実を知る

虚を描いた指先
世界を繋いで
溢れては溶け出す
記憶の海 ride on the waves!

嗚呼 風は今 廻りを讃え 躍る
辿った軌跡が 心を鳴らす

嗚呼 響き合う 言葉を手繰り寄せて
たった一つの 真実の旅へ

さぁ 始めよう 姫桷の旗 掲げ
求めた光は 彼方の中に

嗚呼 嘯く風を追って
今 その手で扉開け


Guest Track 05 - 最後の夢
最後に見た夢が 思い出せなくて
悲しみにくれてた 人形のように
ぼやけた視界さえ 色彩が消えて
目に映る景色は 何も無くなった

投げ捨てた物達は 消えていく
ただ 使い捨てのよう
忘れさられた物は 流れゆく
また 意義を見出せるよう

見てた夢も 幻影で
迷い子のよう 一人行く

存在論的証明 創造主のことか
わからないままただ 悲しみにくれる

終末論 掲げ 紅く染め
存在の 創造も わからずに

言葉達が 空を舞い
最後の罪 吐き出して

ただ刃に映る 罪の形さえ
悲しみの一つで 消える事なくて
九十秒前の夢も 思い出せぬまま
悲しみにくれてる 人形のように

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